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カンブリア宮殿「ボーダレスジャパン田口氏」動画を見逃し視聴4/16【ネタバレあり】

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カンブリア宮殿「ボーダレスジャパン」のネタバレあらすじ内容

今、ビジネスで様々な問題を解決しようとする社会貢献ビジネスの中で、ボーダレスジャパン(福岡市)の事業展開が注目を集めている。社長の田口一成氏(39歳)は世界を動かす50人の内の1人である。日本国内外問わず彼はビジネスで社会問題を解決する事と社員がやりたいことができる環境を作って新事業をたくさん立ち上げている。そしてそれらの事業の数だけ社会問題を解決しているからだ。ボーダレスジャパンでは事業を立ち上げた社員が社長となる。新事業は企画者が事業社長の前でプレゼンして全員から賛成を得なければ立ち上げることはできない。これも、若者がいま求めている「やりたいことができる環境作り」につながっている。また、利益を目的にしている会社では感じることができなくなった「やりがい」を、ボーダレスジャパンでは事業を立ち上げることでどんな社会問題が解決できたかが実感できるような仕組みになっている。
しかしここまでたどり着くには長い道のりがあった。彼は社会問題の解決のための方法として資金を提供することだと考え25歳の時に企業した不動産仲介サイトで1年間寝ずに懸命に働いた。しかしその年に資金提供できたのはたったの7万円だった。これではだめだと感じたがなかなかそれを解決する糸口が見つからなかった。そんなある時、外国人が日本国内で部屋を借りることが難しい事を知った。そこに解決の糸口を見い出し外国人の為のシェアハウスを立ち上げるとたちまち売り上げが右肩上がりに伸びた。外国人が日本国内で部屋を借りにくい社会問題を解決したのと同時にビジネスでも成功したのだ。
数ある中の事業で、革製品を販売する事業がある。その革製品を作っているのはバングラディッシュの貧困層の女性たちだ。その事業は革製品を作ってもらうことで賃金を払い貧困という社会問題を解決したことで、その女性たちが作る革製品は安価でも丈夫な製品でありリピーターがいるほどの盛況ぶりである。ミャンマーの農家では生活のために多くの村で麻薬の原材料であるケシを生産していたが、彼が介入した村ではケシの代わりに10種類のハーブの生産へ切り替えてもらうことで収入が安定した。ハーブは日本で妊娠中または授乳中の女性も飲めるノンカフェインのハーブティーとして販売されるようになった。
誰もが理想と現実は違うというが、田口社長は理想に向けて挑戦することが大切な事であり挑戦者が消えるのは社会の損失だと話す。そしてビジネスパートナーは障害者であれ貧困者であれ依頼者であれみんなフェアであり、みんなで頑張りましょうというスタンスだ大切だとも話す。そんな彼だからこそ社会貢献ビジネスを成功させた一人の挑戦者であり続けれられるのだろう。

カンブリア宮殿 田口一成氏【ボーダレスジャパン】とは

ボーダレス・ジャパン 社長 田口 一成(たぐち かずなり)氏

1980年 福岡県生まれ
2003年 早稲田大学商学部を卒業
ミスミに入社
2006年 ボーダレス・ジャパン創業
2018年 日経ビジネス
「世界を動かす日本人50」に選出される

ボーダレス・ジャパン

創 業:2006年
本 社:東京都新宿区市谷田町2丁目17
資本金:1000万円
売上高:54億円(2019年度 見通し)
グループ従業員:1327人(2020年度1月31日時点)

カンブリア宮殿4月16日の感想

事業を展開する時は社会のためになることが基本なのに、いつのころからか利益追求型になりやりがいが感じられないというところに共感しました。僕も現職に就くときは社会のためになる仕事と思い就職しましたが、今は利益ばかり追求する構造に飲み込まれやりがいを見いだせずにいます。来月転職することが決まっていますが、僕自身もそんなやりがいが感じられない事や利益を追求するあまりクライエントと接していても常に利益の事が頭から離れなかった事が嫌になって、現職とはまったく違う職種への転職を決意したので今日の番組は凄く自分の胸に突き刺さりました。稼ぐことは悪い事ではないですが、原点は社会のためになることということは忘れてはいけないと思いますし、僕も次の会社ではそのことを忘れずに頑張っていこうと思いました。
障害者の就労支援の事業が一番印象に残っています。持っている障害によってできることとできなことがありますが、障害というハンデを個性としてとらえできるところを担当してもらい、革製品を作ってもらうシーンです。何故なら、その事業で就職した障害者は全員正社員で採用され初任給も20万円とし技術が上がれば昇給もあり、障害者も健常者と全く同じフィールドで仕事をすることになるからです。それは障害というハンデを乗り越え働いている障害者はやる気が上がり、やる気があがれば良い物が出来てくる。良い物が出来れば売り上げも伸びていきます。この事業で「左利き用の革財布」が開発されましたが、このアイデアを出したのも障害をお持ちの方との事です。今までありそうでそう言えばなかったな思わされた事は、障害を持ってても関係ない事が証明された瞬間だったと思いました。

 

 

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