ガイアの夜明け｢ナカダイ｣｢モキ製作所｣｢ショーイチ｣ゴミSPネタバレ2020年3月17日放送

ガイアの夜明け再放送

ＢＳテレ東

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ゴミを宝に変える！ニッポンの技術ネタバレあらすじ　ガイアの夜明け

吉祥寺のハモニカ横丁は、手塚一郎さんが手掛けた店が連なります。
テーブルにアクリル廃材、装飾にLANケーブルを使ったお店が人気です。
建築家の隈研吾さんも廃材を使った建築に取り組んでおり、外壁に自転車の車輪を使ったりしています。
この廃材を提供したのがナカダイの中台澄之さんです。

ガイアの夜明け　ナカダイ　中台澄之氏

案内人の松下奈緒さんが川崎市のゴミ処理場を訪れます。
埋め立て処分場の余力が現在35年ほどと見込まれており、リサイクルを進めて余力を延ばす必要があります。
群馬県にあるナカダイは廃棄物の分別やリサイクルをしています。
毎日約60トンの廃材が持ち込まれます。
廃材のリサイクル率の平均は53％ですが、ナカダイは99％です。
高いリサイクル率の秘訣は細かな分別にあります。
ナカダイは女性スタッフが4割で、分別作業で活躍しています。
銅や基盤など資源になる廃材を細かく分別することで相場より高く売値がつきます。
現在年商約7億ですが、中台さんは会社の成長について、人々が廃棄物を出し続けることに頼るのではなく、循環を前提とした社会のベース作りにしたいと考えています。

ガイアの夜明け　モノファクトリー

そこで、廃材に新たな価値を生み出す事業として、モノファクトリーを立ち上げました。
跳び箱を使ったテーブルとイス、太陽光パネルを使ったテーブル、ゴルフクラブを使ったハンガーなど、廃材を家具に変え販売しています。
立ち上げに携わった河西さんは、美大の出身で、デザインと環境を軸に会社を探しナカダイに出会いました。
美大の学生に廃材を見てもらい、作品作りをしてもらうことにしました。
作品を発表した展示会では、プラゴミを使った照明カバー、エアバッグを使ったショルダーバッグなどが展示されました。
美大生の小笠原さんは、ナカダイを訪れた際、傘の廃材が多いことに目を付け、愛着を持ってもらい使い捨てしないような傘を作ろうと考えていました。
展示会では、洋服と同じ生地を使った傘を発表し、アパレル業界の参加者から多くの反響がありました。
日本のプラゴミは903万トン排出されており、今までは中国にプラくずとして輸出されていました。
2017年に中国が受け入れできなくなり、不要なプラスチックを使わないことやリサイクル率を高めることが求められます。

ガイアの夜明け　モキ製作所　分別機械

現在世界のプラスチックのリサイクル率は16％ですが50％になると7兆円の経済効果があるとされています。
長野県のモキ製作所では、社長の茂木国豊さんがプラゴミの分別機械を開発しました。
回転板で粉砕しながら分別する仕組みで、ゴミ処理場ではゴミ袋と生ゴミを分別する大型機が導入されています。
新型機は洗浄もできて、汚れのついたプラゴミもきれいになりリサイクルが可能になります。
フィリピンの海洋プラゴミ問題に分別機が役立つのではと考え、営業部の野上さんをフィリピンに派遣します。
現地では、ヘドロで汚れたゴミが海辺にあふれ、住民が掃除をしますが追いついていません。
環境省を訪問し、分別機の説明をします。
デモンストレーションを行い、環境省の担当者や住民たちにヘドロ汚れをきれいにする様子を見てもらいました。
今後、代理店を通じゴミ処理場での導入を目指します。

ガイアの夜明け　ショーイチ　古着の再利用

大阪のショーイチは、アパレルの在庫を買い取り、販売をしていますが、古着を再利用できないかと考えていました。
社長の山本昌一さんは、天然ウールの古着から糸を作り、再び服を作ることに挑戦します。
愛知県一宮市にあるウールリサイクル専門業者・サンリードを訪れ、古着からウールの綿に再生する様子を見学します。
さらに大和紡績で、再利用ウールを糸にしてもらいます。
ニットの町として発展した大阪府泉大津市で、再利用ウールを編む企業を探しました。
ニット製品を作るアイソトープで、日本製の編み機を使い試しに編んでみますが、糸がやわらかく切れてしまいます。
そこで、糸にろう（ワックス）をつけて摩擦を軽減させます。
このワックスも日本製です。
今度は無事に編み上がり、クラウドファンディングとして出資者のもとに製品が届けられました。

【今夜10時～11時24分】拡大SP『ゴミを宝に変える！ニッポンの技術』　私たちが毎日出しているゴミを“宝”に生まれ変わらせるニッポンのスゴい技術があります。プラごみと生ごみを一瞬で分別する機械や、古着を糸に戻して高級なニットを作る町工場など。是非ご覧ください！　#ガイアの夜明け pic.twitter.com/ISqLiIMxs7

— ガイアの夜明け　番組公式ツイッター (@gaia_no_yoake) March 17, 2020

ガイアの夜明け　3月17日の感想

海洋に溢れるプラゴミが問題になり、各国でレジ袋やストローなどの削減に取り組もうとしています。
自分もレジ袋をもらわない、ゴミの分別をしてリサイクルしやすくするといった取り組みはしていますが、根本の社会を循環型にしないととても追いつかないと感じていました。
今回紹介された企業の人たちは、循環型社会にするという信念と、今まで培った技術やアイデアが素晴らしく、自分の意識はまだ足りなかったと痛感しました。
消費者としては環境に配慮した製品を積極的に選んでいきたいと思いました。

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