｢ハケンの品格2視聴率｣篠原涼子&中園ミホの脅威の視聴率ドラマ、復活！

4月15日夜10時スタートの日テレ水曜ドラマは「ハケンの品格」、伝説のスーパー派遣社員・大前春子さん（篠原涼子）が13年の時を経て復活します。
特Aランクでお時給3000円（後に3500円に昇格）という有能さを誇っていた彼女が作中でさらにパワーアップし、特Sランクになったというそのお仕事ぶり。
今回は、一体どんなことになっているのか…？
そのスキル…“核燃料取扱主任者”を始めとして約20にわたる各種資格の免許証の束は、そこからどれほど増えてグレードアップしたのか。
ますます美貌に磨きがかかり、まるで時空を飛び越えてやってきたかのような春子さん。
しかし中身は当時と変わらず他者を寄せ付けない空気を醸している彼女がどんな波乱を巻き起こすのか…？！

平成の後半から今に至るこの13年の間に、日本では働く環境や働き方が激変しました。
今の日本で盛んに言われている“働き方改革”や、コロナの影響で飛び出したテレワーク。
混沌とした令和の時代でも凛としてバリバリ働くだろう春子さん。
そんな彼女を生み出した脚本家の中園ミホさんのこと、そして前作の視聴率について考察してみましょう。

｢ハケンの品格｣シーズン2視聴率

放送後更新いたします

中園ミホさんと“お仕事ドラマ”

もともとは恋愛ドラマを主軸にしたお仕事を展開していた中園ミホさん。
自らの経験をヒロインに投影していく傾向もあり、緩急取り混ぜた素晴らしい展開のラブストーリーの数々は今なおレジェンドとして語り継がれています。
ご本人は広告代理店の勤務や占い師、コピーライターなどといった様々な仕事を経験した後に脚本家の仕事に就いたという経歴の持ち主です。
様々なシチュエーション、ヒロインのキャラクター、そしてトレンドを盛り込んだそのストーリーテリングは他の追随を許さないものでした。
不倫、純愛、立場の違いなど障害の多い恋愛、そして“お仕事”。
様々なファクターを盛り込み、視聴者をぐいぐいと引き込む巧みさがあり、その積み重ねから2014年のNHK朝ドラ「花子とアン」では大正・昭和を駆け抜けた“職業婦人”の花子（村岡花子）と、恋に生きる蓮子（柳原白蓮）の人生を軸にドラマチックな物語を描いて大きなムーブメントになりました。
そして、大前春子さんと対を成すと言っても良いほどの強烈なキャラクターといえば、「Docter-X」の大門未知子さん。
キメ台詞の“私、失敗しないので！”が定着するほどの人気シリーズになって久しく、それはある意味究極の“お仕事ドラマ”であり、視聴率も10パーセント台後半から20％を堅調にマークし続けています。
他にもテーマとして国税査察官や探偵といった特異な職業、そして生活者としての主婦の視点など、丹念な取材に基づいて奥深い物語を世に送り出しています。

ハケンの品格シーズン１の視聴率

さて、それでは「ハケンの品格」シーズン１の視聴率についてまとめてみましょう。
日テレに於いて、現在のように後追い配信やオンデマンドといったサービスが始まったのが2010年でした。
よって、シーズン１放送当時の2007年の記録は、オンタイムでテレビの前で観ていたという“視聴率”であると考えます。

第一話：18.2％
第二話：18.6％
第三話：18.8％
第四話：20.1％
第五話：18.6％
第六話：20.7％
第七話：20.2％
第八話：19.9％
第九話：19.9％
最終話：26.6％

関東圏の平均視聴率が20.2％。
最終回のクライマックスシーンでは瞬間最高28.9％という、現在では信じがたい数字が叩き出されていました。
「もうダメだ…！」と誰もが諦めかけるような危機的状況に見舞われても、必ずやその状況を打破し、同僚と会社の危機を救ってきた、文字通り“空飛ぶスーパー派遣”の晴子さん。
今回はどんなミラクルを見せてくれるでしょうか。
「働く」ということについて、超現実的な視点をもちながらも、力強くその背中を押してくれる中園ミホさんの脚本と、凛々しく晴子さんを演じてくれる篠原涼子さんに期待しつつ、放送開始を待ちましょう！

シーズン１に興味のある方は、現在地上波の深夜枠で再放送されています。
また、Tver、日テレ+などの配信サービスで視聴することも可能ですので是非ご覧くださいね！（2020年3月時点）

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シーズン2もHuluで見逃し配信されると思われます。

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