2020年5月17日に放送されたドラマスペシャル「家栽の人」。
ドラマのネタバレあらすじ、見どころ、感想、キャスト情報をまとめて紹介します。
見逃し動画の視聴方法も徹底解説します(^^)/
家栽の人ネタバレあらすじ内容
よる🌠9時からはドラマSP「#家栽の人」
ある家庭裁判所🏛️に変わり者判事・桑田義雄(#船越英一郎)がやってきた
大きな植木を背負い🌲調停では判事らしからぬ発言を繰り出し💬誰もがペースを乱される人間を愛し植物を慈しむ変わり者が、人々の傷んだ心に優しい種を植える🌱‼️https://t.co/R7IHhESi3y pic.twitter.com/Jdi3rGhofk
— テレビ朝日宣伝部 (@tv_asahi_PR) May 17, 2020
家栽の人 ネタバレ
【少年・立花晃の自首】
令和二年三月七日、建設会社社長の佐々木建造(西岡德馬)が自宅で遺体となって発見されました。二日後に、自首したのは、少年の立花晃(望月歩)。
前崎家庭裁判所の調査官室で、主任調査官・戸張浩介(山中崇)が「立花晃・・・」と呟きます。石川圭吾調査官(堀井新太)が「ご存じなんですか?」と聞きました。
戸張が「一年ほど前に、暴力事件を起こして俺が担当調査官になった。あいつの家は複雑でね。子どもの頃から妹と二人で施設にいたんだ」と言い、「確か、あの時は不処分の決定でしたね」と書記官の田之倉一樹(森下能幸)。
田之倉が「今度の事件は、戸張さんじゃなく、岡本さんに担当してもらうことになったんです」と言うと、戸張は「どういうことですか?ああ、分かった。桑田判事ですね?」と色めき立ちます。
田之倉は「この決定に桑田判事は関係ないんです」と言って、「誰が決めたんですか?」と戸張。田之倉は、おずおずと人差し指を天井に向けました。階上には、前崎家庭裁判所の所長室があります。
【少年審判①桑田、被害者宅のガラスの破片に疑念を持つ】
前崎家庭裁判所に赴任したばかりの判事・桑田義雄(船越英一郎)が、少年審判に出席し、晃と向かい合います。
桑田の傍らには、担当調査官の岡本真理(佐藤仁美)。桑田が、事件概要を述べました。佐々木建造の死因が後頭部打撲による失血死であること、現場の状況から物盗りの犯行であること、犯人は塀を乗り越えガラス戸を割って侵入したこと、物色中に被害者に発見され揉み合いの末殺害したこと、そして住所不定・無職 立花晃が警察署に自首したことー。
晃は、桑田の口上を聞きながら、机の一点を見つめています。「事件概要に思うところは?」と聞く桑田。晃は「別に」「遊ぶ金が欲しかったんだよ」と投げやりに答えます。桑田は物腰柔らかく「侵入時にビワの木を折ったと供述しています。なんでビワの木だと分かったんですか?」と聞きました。
「ビワの花が咲いていたから」晃のその言葉に、桑田は「今の若者には珍しく、植物に詳しいですねえ」と目を細めます。後日、桑田は、岡本調査官とともに、事件現場(佐々木建造の自宅)で現場検証を行いました。晃も立ち会っています。
桑田は、外で窓ガラスの破片を発見しました。「外から割ったなら、ガラスが飛び散るのは、家の中のはず」と桑田。さらに、彼は、ビワの木に脚立をたてかけます。晃が、塀を跳び越えた際に折った枝の付け根の傷と二月に剪定された枝の切り口を見比べる桑田。彼は、険しい表情を浮かべます。
【少年審判②桑田、晃が折ったビワの傷に疑念を持つ】
審判廷で桑田は、晃に言いました。「君が折ったとされるビワの傷跡を見ました。その傷口は、剪定された枝の切り口に比べて、古い。つまり、事件のあった時より古い傷のようにね」無言で睨みつける晃。桑田は続けます。
「君がどうして植物に詳しいのか、その理由が分かりました。お母さんの実家は花屋だったそうですね」晃は「あいつの話なんかするなよ」と顔色を変えます。
桑田は続けました。「お母さんは、高校を卒業してすぐに同級生と結婚して君が生まれました。でも、残念なことにお父さんはバイクの事故で亡くなってしまい、君を連れて上京した。そこで、今のお父さんと知り合い女の子が生まれました。そのお父さんと諍いが生じたお母さんは、君と妹さんを連れて、この故郷に戻ってきました。実家の花屋は潰れていて、ご両親は他界されていました・・・」
突然、長テーブルを蹴る晃。「アイツの話なんかするなって言ってんだろ。あんな女、自分のことしか頭にねえんだよ。子供二人も作って、自分で育てられないからって施設に預けて、今度は新しい男を作って、アイツのせいで俺の人生メチャクチャなんだよ!あんな女死んじまえばいいんだ!」激高して立ち上がる晃を、法廷警備員が押さえます。
「それが君の本心だとは思いません」と桑田。しかし、晃は「あんたに何が分かるんだよ」と目を潤ませました。後日、晃の妹・モモコが、施設を抜け出し前崎家庭裁判所を訪れます。
【少年審判③春江の死】
審判廷で晃と向き合った桑田が「立花モモコさんが、この裁判所を訪ねてきてくれました。モモコさんが、君が佐々木建造氏の家に泥棒に入ったのは二ヶ月前だと教えてくれました。さらに三月六日に関してある事実が岡本調査官の調べで分かりました」と言いました。
岡本は、晃の母・春江が三月六日は病院で入院していたこと、ある日を境に容態が急変したこと、現在は意識不明であることを述べます。「容態が急変したのはいつのことですか?」と桑田。岡本は「看護記録によれば、三月六日です」と答えました。
桑田は「つまり、事件のあった日ですね」と頷くと、晃に向き直ります。「立花さん、三月六日の夜に一体なにがあったんですか?君は、誰かをかばっているんじゃないですか?」桑田の問いかけに、晃は「犯人は、俺なんだよ!」と激高。
そこへ、職員が審判廷に入室してきます。差し出されたメモを見た桑田が晃の隣に座りました。「立花くん、すぐ病院へ行きなさい。お母さんが・・・」桑田の言葉に、晃は「あの女、やっと死んだか」と正面を見据えて言います。
晃は春江の葬儀に参列しませんでした。そして、岡本調査官は、春江の私物を引き取りに病院へ。彼女は、春江の日記を発見します。
【少年審判④死んだ春江の日記】
審判廷で「立花晃くん。君に聞いてもらいたいことがあります。お母さんの遺した日記です。この日記のことを知っていましたか?」と桑田。
晃は動揺しながら「いいえ」とぽつり。岡本調査官は、春江の日記を取り出し「この日記の中には、立花春江さんと被害者の佐々木建造氏との関係が書かれていました」と言います。
そして、内容を読み上げました。
春江が宅配便の荷物を届けに佐々木宅へ行ったこと、佐々木に介抱され二万円をもらったこと、それ以来建造と男女の仲になったこと、妻の不在時に頻繁に佐々木宅へ通っていたこと、宅配便の格好は絶交の隠れ蓑だったこと、その噂を聞きつけた晃の同僚が彼を馬鹿にしたこと、激高した晃が鉄パイプで同僚を殴ってしまったこと、初犯だったことや家庭環境を鑑み晃が不処分になったこと、不処分が決定した晃が仕事に戻ると言った春江を「仕事?男に会いに行くんだろ?」と押し倒したこと、それをきっかけに春江が入院したこと、彼女に血液系の疾患が発見されたことー。
【少年審判⑤事件当日(三月六日)の晃の行動】
審判廷で晃は「妹と暮らすためにお金が必要だった。だから忍びこんだ。あいつに見つかって、それであいつのことを・・・」と言います。「それは違うんじゃありませんか。君が忍び込んだのは殺害事件の三週間前のはずです。その時のことも、お母さんは日記に書かれているんです」と桑田。
岡本調査官が日記を読み上げます。晃が見舞いに来てくれたこと、ビワの花を持ってきたこと、晃の顔に傷があったこと、問い詰めても答えない晃、彼が三週間前に佐々木宅の庭に侵入したものの逃げ帰ったことを告白したこと、その時にビワの木の枝に掴まったこと、日記は晃が泥棒の真似事をするなんて全部私のせいだ私がまだ生きている内にあの子のために何かしなくちゃ・・・という文面で終わっていたことー。
桑田が「お母さんがその後にどんな行動を取ったのか、それは誰にも分かりません。でも、君が何も話さないと、お母さんの本当の姿は誰にも伝わりませんよ。それでいいんですか?立花晃くん!話してください」と諭すように言いました。晃は肩を震わせ、涙を流しています。
彼は「俺は母さんに全てを話した。それが間違いだった。みんな俺のせいだ」と言って、三月六日の出来事を語り始めます。
春江からの電話で駆け付けた時には、佐々木は春江に鈍器で殴りつけられ絶命していたこと、春江が佐々木に三週間前の防犯カメラのデータの引き渡しを拒まれたこと、晃が鈍器から春江の指紋を消し自分の指紋を残したこと、春江を病室に運び入れたこと、施設にいる妹のモモコを連れ出したこと、彼女に佐々木宅から盗った大金を握らせたこと、そして東京にいる彼女の父親の元へ行かせたことーー。
涙ながらに語り終えた晃に桑田は「そうですか。分かりました。春江さんの罪を被って自首したんですね。ありがとう」と頭を下げます。そして彼は、処分を言い渡しました。晃は第一種少年院で〈短期間の処遇(半年間)〉を受けることになりました。
後日の調査官室で「短期間の処遇は約六ヶ月ですか・・・。彼が事件の真犯人ではなかったことを考えると、重い気がしますね」と石川調査官。戸張調査官が「立花の奴は、晃が自分のことをゆっくり考える時間を作ってやりたかったんだろう。俺はそう思う」と言います。田之倉書記官が「今、世間に放り出されても、彼を引き受けてくれる場所はありませんからねえ」と呟きました。
家栽の人 感想
晃の母・春江は自分で稼ぐことができず、男に依存しています。
私は、そんな春江が駄目な人間とは思えませんでした。
なぜなら、子供を食わせるために男を頼っているからです。
晃は、それを理解したからこそ春江の罪を被ったのではないでしょうか。泣きそうになりました。
家栽の人 Twitter(みんなの評価・評判)
家栽の人、船越英一郎のビジュアルはかなり漫画に近いな。片岡鶴太郎より似てる。#家栽の人 pic.twitter.com/q25z6QwFos
— chari chari (@charichari1500) May 17, 2020
#家栽の人 何気無く見ていたが,生還の可能性の無いであろう母を背負って病院へ向かう少年の気持ち。6年前の自分と重なってしまった…母の思いも息子の思いも痛い程私には解る。少年役の演技も素晴らしかった! pic.twitter.com/zz6b6LFHnc
— 毎日が母の日 (@mainitihahanohi) May 17, 2020
家栽の人ドラマ ここがすごい!
ドラマのメインは、立花晃が自首した事件となっています。ですが、それとは関係ないドラマの冒頭の場面に登場するバイクの窃盗事件に注目してもらいたいです。
桑田は、少年が盗んだバイクがオフロードであることと、少年が好んで持っているバイクがオンロードであることに着目しました。それを追及された少年は、命令されてオフロードバイクを盗んだと自供をしています。
この何気ないバイク事件が、立花晃が母親を庇ったという本筋の伏線になっていると感じました。
家栽の人キャスト 出演者
桑田義雄(船越英一郎)/前崎家庭裁判所・判事。出勤途中に主婦から植木をもらって来る変わり者。
立花晃(望月歩)/佐々木建造を殺めたと自首。前崎家裁に送致されてきた少年。
立花春江(新山千春)/晃の母。
佐々木建造(西岡德馬)/建設会社社長。立花晃が殺したと主張する被害者。
口日向子(足立梨花)/司法修習生。弁護士になろうか迷っている。
岡本真理(佐藤仁美)/前崎家庭裁判所の調査官。
石川圭吾(堀井新太)/前崎家庭裁判所の調査官。
戸張浩介(山中崇)/前崎家庭裁判所の主任・調査官。息子が喧嘩で亡くなっている。
田之倉一樹(森下能幸)/前崎家庭裁判所の書記官。
池上博(角野卓造)/前崎家庭裁判所の所長。
家栽の人 見逃し動画を無料で視聴する方法を徹底解説
今回の2020年船越さんバージョンの「家栽の人」は、
①TVerで視聴する。
②Abemaで視聴する。
③TELASAで視聴する。
それでは、それぞれの特徴をご紹介します。
家栽の人 TVerで見逃し無料視聴する
TVerは、登録などの必要もなく、無料で見逃し視聴することができます。
ただ、視聴できる期間が放送後1週間です。
早めに視聴しましょう。
\放送後1週間以内/
家栽の人 Abemaで見逃し無料視聴する
Abemaは、登録などの必要もなく、無料で見逃し視聴することができます。
ただ、視聴できる期間が放送後2週間です。
早めに視聴しましょう。
\2020年5月30まで公開/
家栽の人 TELASAで見逃し無料視聴する
TELASAは、月額562円(税別)で、テレ朝動画を中心に様々なジャンルの作品が視聴できます。
ですが、現在、月額料が新規ご登録に限り1ヶ月無料になるキャンペーン中です。
1ヶ月以内に解約すれば、完全無料で視聴できます。
違約金もありません。
この機会に、是非お試ししてみてはいかがでしょうか(^^)/
\トライアルで視聴する/
コメントを残す