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不協和音あらすじネタバレと感想【ドラマ】炎の刑事 VS 氷の検事

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不協和音ネタバレあらすじ内容

月島東署に配属された新米刑事の川上祐介は、城崎知也という妻の殺人容疑がかけられている男を先輩刑事と取り調べていく中で、自白を取ることができる。
しかし、担当弁護士の宇都宮美桜からは「大八木捜査法でも使って自白させたのでは」と問われる。
大八木捜査法とは、弁護士の間で比喩される自白を強要させる捜査法の事を指す。
川上の実の父親である大八木刑事は、川上が小学生の頃、自白を強要し冤罪を生んだ刑事として世間から叩かれ、弁明する事もなく突然この世を去ってしまう。
その後川上は母方の祖父母に引き取られ、名字が変わり生きてきたので警察の中でも大八木刑事の息子と知るものは警官時代の上司加藤1人しか居ない。
川上祐介は、熱心に捜査するものの拘留期間内に城崎知也を起訴する事ができなかった。
城崎知也を不起訴にした検事の名前を聞き驚き検察庁に乗り込む、それは生き別れた実の弟の唐沢真佐人だった。
川上祐介とは異なり、弟である真佐人はエリート検事の養子として引き取られ、出世を遂げていた。
21年ぶりのせっかくの再会は険悪なムードで迎えてしまう。
その後、川上祐介と唐沢真佐人は別件の連続放火事件でも関わる事になる。
川上は捜査中不審人物である男・三津谷を捕まえる。
しかし三津谷は一連の放火犯ではなく、別件の放火のみの犯人だとわかる。
川上は川上なりの捜査を、唐沢は唐沢なりの捜査を進めながら、兄弟として助言しながら少しずつ連続放火事件の進展がみられる。
連続放火事件の犯人は、川上の尊敬する上司加藤が気にかけていた少年・町田だった。
薄々放火に気付いていた加藤は町田を庇い懲戒処分になる。それでも加藤は町田を信じ、待ち続け、そして自供を取る事ができ放火事件は解決へとすすむ。
無事全て解決かと思われていたが、三津谷の供述が気になる唐沢は川上に本当に放火のみが目的だったのか引っかかるという。それを聞いた川上は改めて目撃証言をあらい、真相に辿り着く。

ドラマ不協和音の感想

熱い刑事の川上と冷血な検事唐沢の2人のいい兄弟コンビの味が出ています。
冷血に見える唐沢だけど内に秘めたブレないものがある感じは父親ゆずりで兄弟似ていると感じました。
養子として引き取られ戸籍上では検事・唐沢の息子なので「俺は唐沢の息子だ」と口にはするものの、しっかりと父親・大八木の血が流れてるところが見えるのが良いですね。
父の事件から靄がかかったような世界で生きてきたという2人、検事と刑事立場は違えども事件を明白にしたい、父の汚名を晴らしたいとどこか心の中に秘めて捜査しているのだろうかと感じられる部分が多く応援したくなりました。
感情が優先して動いてしまう川上と冷静に物音を判断し真相に近づこうとする唐沢、これからもいいコンビで事件を解決してくれそです。

不協和音 子供のころの二段ベッドの合図で別れるのがいい!

弁護士の宇都宮美桜が言った「2人は不協和音って感じですね。熱い川上と冷静な唐沢違う2人だからこそできること」なのだと。
そして2人が兄弟だと知り、宇都宮が教えてくれた唐沢は弁護士会で大八木冤罪事件を聞いて回っていること、なぜそんな昔の話しを調べているのか気になっていたが2人が大八木刑事の息子と分かり納得したと教えてくれた。
その事実を知ってから川上が唐沢と会って、弟である唐沢も父の事を忘れておらず父の無罪を信じている事が分かりやっと2人の離れていた時間が少し埋まり重なりあって動きだしたん感じがして良かったです。
子供の頃、二段ベッドで会話する時にしていた合図を、別れ際やったときに兄弟の強い絆を感じたところが良かったです。応援したくなりました。映画化してほしい。

 

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