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がっちりマンデー業務用ヒット食べ物出演者キャスト
はるな愛
森永卓郎
業務用ヒット食べ物ネタバレあらすじ内容
今回は大ヒット商品を影で支える業務用食べ物に迫ります。
MCの加藤浩次さんは「業務用」という響きになぜか興奮します。
市販では買えない特別感が魅力だそうです。
ゲストは森永卓郎さんとはるな愛さんです。
飲食店3店を経営するはるなさんも業務用食べ物にお世話になっていると話します。
がっちりマンデー「きみぷちキユーピーの半熟タマゴ」
一つ目の業務用食べ物は、半熟のようなタマゴです。
パスタや親子丼に乗っていますが、この半熟タマゴを開発したのはマヨネーズでおなじみのキユーピーです。
この半熟タマゴの正式名称は「スノーマンきみぷち」といいます。
大手コンビニ・スーパーへ年間数千万個を出荷しています。
きみぷちの最大の特徴は温めても固まらないことです。
卵黄はレンジで温めると固まりますが、きみぷちは固まりません。
タマゴの黄身ではなく、黄身のようなソースを固めた食品で、主原料は卵黄やゼラチンなどです。
詳しく聞いていくと企業秘密なようで開発チームスタッフたちは「あんまりそこ(材料)は掘り下げて頂きたくない」と口を揃えます。
開発の難しさは形を維持しながらとろりとした食感にすることで、材料の配合を変えて実現しました。
がっちりマンデー「太巻き巻き寿司 吉田喜九州の巻芯」
二つ目の業務用食べ物は巻き寿司の具材です。
大分の株式会社吉田喜九州で作られるもので、社長の中野さんに「太巻きのバリエーションが増えたのはこちらのおかげだと」と問いかけると、「そんなことない、目立ってはいけない」と話し、テレビ出演もめったに受けない黒子カンパニーです。
黒子食材の正体は「巻芯」という太巻きの中に入る具材を薄いタマゴで巻いたものです。
巻くだけで太巻きが簡単にできます。
スーパーやホテルのビュッフェなどへ年間500万本以上出荷しており、国内シェアは50%以上です。
一番の売れ筋は「A上巻用芯NT」でタマゴ巻き・アナゴ蒲焼き・佃煮・かんぴょう・カニ風味かまぼこが巻かれた商品です。
他に恵方巻のシーズンに売れる海鮮巻芯があります。
さらにタコス芯やアボカド芯など49種類の巻芯を販売しています。
なぜ吉田喜九州の巻芯は売れるのかに迫っていきます。
スーパーでの仕込みの様子を見てみると、冷凍状態の巻芯を解凍せずに巻いています。
お店がオープンする時間には解凍されます。
中野社長に聞くと、利便性が評価されており、巻芯導入前は6~7手間かかっていたのが、導入後は2~3手間で太巻きが作れるようになったと話します。
仕込み作業を見ていくと、20名のスタッフがハイスピードの手作業で作っていきます。
作業は役割分担されており、巻きすに薄焼き卵を乗せる担当、カニカマを乗せる担当と分かれ、コンベアで流しながら具材を乗せていきます。
がっちりマンデー「ラーメンスープ アリアケジャパン」
三つ目はコンビニで売られる名店コラボのラーメンを支える業務用食べ物です。
長崎のアリアケジャパン株式会社はガラスープを作っている黒子カンパニーで、飲食チェーンのスープ作りを代行する日本最大手のスープメーカーです。
餃子の王将や長崎ちゃんぽんリンガーハットなどのチェーン店でもアリアケジャパンのスープが使われています。
洋風や和風のスープも作っており、取引先は2万社以上、年間売上げ565億円です。
コンビニの名店ラーメンのスープは味の再現度と大量生産が必要ですが、アリアケジャパンでは味の分析を詳しく数値化しています。
具材はお客さんが使っているものを使います。
工場での大量生産で味を再現するために試作を重ね人の味覚で調整します。
森永さんはアリアケジャパンのスゴさについて、あらゆるお店の味データが集まるため、データを活用した「最高の味」も作れる点だと指摘しました。
これからヒットしそうな業務用食べ物として、マルハニチロのおいしく糖質offを挙げ、カリフラワーライスに注目しました。
連休最終日の日曜あさ7:30〜📺#がっちりマンデー #tbs
これって、そぉなの〜⁉️の秘密が明らかに🤩🤩🤩
月曜からの生活に役立つかもかも😎#業務用#食品#マジで#ビックリ#はるな愛#飲食店#経営者 pic.twitter.com/BPfm13lG6m— がっちりマンデー!! (@gacchiri_m) March 21, 2020
がっちりマンデー業務用食品の感想
あのとろーりタマゴが卵黄ではなく、「きみぷち」という卵黄風ソースだったのが衝撃的でした。
そして開発したのがキユーピーで、他にもハンバーグなどに乗せる目玉焼きのような商品も作っていると知り、食品開発の技術進歩に驚きました。
太巻きは、最近洋風のものやおかずになるような種類もあると売場を見て感じていましたが、どのように作られているのかについて考えることがありませんでした。
巻芯の存在を知り、そういえば具材のまわりを薄焼き卵で包んでいると思い当たりました。
業務用スープについて、小さなお店の味を大量生産で実現する難しさを感じましたが、機械による分析と人の味覚による調整で成り立っていると知りました。
気軽に名店の味を楽しめるのはこういった企業努力があるからだと、ありがたく思いました。
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