カンブリア宮殿お米｢八代目儀兵衛｣ネタバレあらすじと感想【橋本隆志社長】2020年2月27日放送

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カンブリア宮殿八代目儀兵衛の究極のお米とは？

パンブームが定着した日本は、お米よりパンへの支出額が多くなっている。
ご飯離れに立ち向かう米問屋が、京都の八代目儀兵衛です。
京都祇園のミシュランの星付き店がこぞって八代目儀兵衛のブレンド米を使っています。
店構えは町のお米屋さんですが、バックヤードでは日々米の配分を研究しブレンド米を開発しています。
現在の社長は、八代目の橋本隆志氏です。
バックヤードには小さな精米機が並んでします。
橋本社長は、大きな精米機だとお米本来の美味しさが損なわれるという考えから、あえて小さな精米機で精米を行っていると言います。
八代目儀兵衛は、ご飯の美味しさを体験してもらうための米料亭も経営しています。
米料亭を任されているのは、橋本社長の弟の晃治さんです。
小分けしたお米を箱詰めしたお米のギフト専門店も経営しています。
米料亭では八代目儀兵衛が特別に作った土鍋で炊いています。
その土鍋の噂を聞いた大手炊飯器メーカーから、炊飯器の監修の依頼が八代目儀兵衛に来ています。
スタジオで村上龍さんと小池栄子さんは、八代目儀兵衛特別の土鍋で炊いたご飯を試食します。
村上さんは、現在は珍しくなったブレンド米の歴史について尋ねます。
橋本社長は、昔はどの米屋でもブレンドしていたと言います。
粗悪な外国産と混ぜる事が多くなりネガティブなイメージが付き少なくなったと橋本社長は説明します。
1787年に創業した八代目儀兵衛の橋本兄弟は2人で一緒に後を継ぐと思っていました。
父と兄の隆志さんは弟の晃治さんに料理の道へ行って欲しいと告げます。
弟の晃治さんは、米屋から外されたと思い兄弟は不仲となります。
兄の橋本社長は、米屋が斜陽産業になったため共倒れしない為のリスク回避だったと語ります。
橋本社長は、試行錯誤しブレンド米に活路を見出し、営業活動を続けます。
橋本社長は、自社で料亭経営に乗り出します。
料理長に抜擢された弟の晃治さんは、当初は兄への不信感を抱えたままだったと話します。
スタジオでは、軌道に乗るまでの経緯が話題となります。
橋本社長は、過去に米ぬかせっけんや米粉ラーメンの失敗を語ります。
村上さんは、今は兄弟仲が良いのかと尋ねます。
橋本社長は、兄弟だから色々あると笑います。
八代目儀兵衛は、産地やブランドにこだわらず、おいしいか1点で判断する独自の品評会を始めます。
無名産地や生産者の発掘に力を入れています。
スタジオでは、村上さんが八代目儀兵衛の高級路線について疑問を呈します。
橋本社長は、一般の人たちにもご飯の美味しさを伝えていくように努力していると話します。
橋本社長は、食育として子供たちにご飯の食べ比べ会を定期的に開催していると話します。
編集後記で村上さんは、ご飯を食べる事は意識する事もないくらい日常的な事だったが、八代目儀兵衛は、ご飯を食べる事を思い出させてくれたと綴ります。

今夜の #カンブリア宮殿 はミシュラン三つ星店が絶賛する絶品のお米が登場。
銀座と京都では、ツヤツヤご飯の #ランチ を求めて大行列ができていた。
仕掛けたのは京都老舗お米屋さん「#八代目儀兵衛」
赤字経営や兄弟の確執を乗り越え大逆転、絶対喜ばれる感動ギフトも紹介。お楽しみに！#京都 #銀座 pic.twitter.com/jimp5FBy2T

— カンブリア宮殿 (@cambrian_palace) February 26, 2020

感想

今回は村上龍さんのスタジオトークが面白かったです。
村上さんの質問が全て核心をついていて興味深かったです。
特に高級路線が一般の人へお米の美味しさを伝える事が出来るのか質問は鋭い指摘だと感じました。
小池栄子さんがご飯を本当に美味しそうに食べているのが良かったです。
試食の時の村上さんのお世辞なしで淡々とした感想も面白かったです。
今回の八代目儀兵衛はこれからが企業として正念場という印象を受けました。
お米に対し、産地やブランドに惑わされていた部分に気づかされた回でした。

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