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コタキ兄弟と四苦八苦11話動画視聴とあらすじネタバレ【ドラマ】

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コタキ兄弟と四苦八苦11話あらすじネタバレ内容

喫茶シャバダバで客と談笑するさっちゃん(芳根京子)を一路(古舘寛治)と二路(滝藤賢一)は、自分たちの妹として心配しながら、レンタル兄弟おやじの依頼者を待っています。

そこへ店に入ってきた女性がいきなりさっちゃんに抱きつきます。突然のことに驚いている一路と二路に、さっちゃんは抱きついている女性が以前同棲していたミチル(北浦愛)です、と紹介します。ミチルは一路と二路と対峙し、さっちゃんに復縁を迫ります。

咄嗟にさっちゃんは、店にいた大工職人の常連の男性の腕を取り、「今、この人と付き合ってます。ミチルの世間知らずのところが嫌い」と突き放すように言い、追い返してしまいます。ミチルが店を出ると、さっちゃんは頭を抱えてしゃがみ込んでしまいます。

一路と二路は、さっちゃんを席に座らせると、ミチルを追い返した事情を話します。

さっちゃんは、自分がレズビアンであることやミチルの部屋に転がり込み、ミチルの親から、ミチルをたぶらかしているのが自分であると責められたことを話します。さっちゃんがレズビアンであると聞いた一路は、戸惑いを隠せませ。ミチルは歯学部の6年生で、国家試験を控えていること、親が高額な学費の負担をさっちゃんと付き合うのであれば、打ち切ると言われていたことを話します。さっちゃんはミチルの将来を考えて身を引いたと察した二路は、一路の的外れな言動を制して店を出ます。

店をでた一路は、さっちゃんに嫌われた状態をいかに解消するべきか二路を問い詰めますが、二路は一路に先に帰るように告げ、一人何処かへ向かいます。

二路は、先に店をでたミチルを追いかけ、近くの河岸に腰をかけてミチルの話を聞きます。ミチルは、さっちゃんに二度助けられたことや、レズであることも自由でいいといってくれたことなどを話し、どうして一緒に居られないのだろうと呟きます。

二路が自宅に戻ると、一路は押し入れに一人膝を抱えて引きこもって居ます。

それから、一週間経っても一路は籠もったままで、喫茶シャバダバで二路はムラタ(宮藤官九郎)と一路の状況を話します。一方、さっちゃんもこれまでとは違い、暗い表情で二路や村田に接客します。

家で引きこもっている一路は、二路が帰宅すると、庭でバケツの水を頭からかぶって自分の過ちを悔いています。一路のさっちゃんに対する懺悔を聞いた二路は、一方だけが幸せになってもダメで、二人の幸せを考えなければダメだと呟きます。

さっちゃんにひどい事を言って顔向けできないという一路はサングラスを掛け、二路も一路に付き合ってサングラスを掛け、喫茶シャバダバへ向かいます。さっちゃんと対峙した一路と二路は、さっちゃんにミチルの試験を応援させるために連れ出そうと説得し、さっちゃんはミチルの試験会場へと向かいます。

ミチルの試験会場へ行ったさっちゃんは、試験会場の外から鏡で合図を送り、視線のあったミチルにエールを送ります。

コタキ兄弟11話の感想

さっちゃんが自分たちの腹違いの妹であると認識した二路は、これまでとは接し方が明らかに違うようになり、一路のヒヤヒヤする表情が滑稽でした。しかし、さっちゃんがレズビアンであると聞いた瞬間に表情が強張り、無理矢理自分の価値観を押し付けようとする姿が、二路とは違って対照的に感じられました。

最近では社会に認知され始めた性同一性障害や同性愛者といった人が、身近に現れた時の普通の対応が、一路と二路にみられたようにも思えました。

二人の対応が普通と違ったのは、さっちゃんとミチルの二人の関係を尊重しながら、さっちゃんのミチルへの想いを解放させてあげたのが、なかなかできることでは無いと感じさせました。

また、ミチルの親から言われたことで抑え込んださっちゃんの気持ちが、受験会場のミチルへ叫ぶエールに変換されているようにも思えました。

 

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