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コタキ兄弟と四苦八苦10話動画を無料で見よう【ドラマ】あらすじネタバレと感想

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コタキ兄弟と四苦八苦10話あらすじネタバレと感想

喫茶シャバダバで食事を取りながら一路(古舘寛治)と二路(滝藤賢一)は、さっちゃん(芳根京子)とお互いの父親のことを話します。一路は、ボブ(吉沢悠)が探偵に調べさせたコタキ兄弟の調査書を見ながら、父の居場所の記載を見つけます。
自宅に戻った一路は、二路に行方不明と言っていた父の零士(小林薫)の居場所を知っていた経緯を語り始めます。一路は五年前、笹谷瑞樹(手塚理美)と名乗る女性がやって来て、零士の愛人だったことを打ち明け、さつき(喫茶シャバダバのさっちゃん)が零士と自分の娘であることも明かしたと説明します。しかも、零士が介護施設に身元がわからない状態で入居していると、一路に伝えたと話します。そのうえで、一路はさっちゃんが自分たちの妹であることは秘密にしておく、と宣言します。それを聞いた二路は、腹違いの妹であることを知りながら、これまで通りに接することは無理だ!とうろたえます。そんな中、調査書に一路が零士の入居する介護施設に名乗り出たことが書かれていて、それを二路が責めます。それに対し、一路は子供の頃に、両親たちの別居生活の中、自分が零士に自宅に一人置き去りにされた恨み言を話しながらも、介護施設で面会した際、そんなことはどうでもよくなったとも話します。数多くの女性の家を渡り歩いた父親に冷ややかな思いを隠せない二路に、一路は冷静に、「父親の零士に会うか?」と尋ねます。
後日、一路と二路は、零士が入居する介護施設に向かいます。零士と対峙した一路は挨拶し、一路のことを弁護士だと思っている零士の姿に、ボケても女にうつつを抜かすのかと二路は涙ながらに恨み言を並べます。少し冷静になった二路は、静かに自分の面倒を見てくれた母親がクズ男の父親の所業で苦しんだと零士に聞かせます。母親の苦しんだ最期に、クズ男の父親に似た自分がいないほうが良いと考えて姿を消したと二路は、泣きながら語ります。
ボケてしまった父親に対峙した二路に、家路についた一路は、五年前はもう少し記憶があり、父親と口喧嘩になったと話します。許すことはできないものの、ボケて介護施設にいる父親の姿が哀れに思えたと話す一路に、二路は黙って一路の顔を見つめます。
喫茶シャバダバにたどり着いた一路と二路は、さっちゃんと何気ない会話を交わし、二路は別居して暮らす娘からの伝言を受けて会いに向かいます。
別居する嫁と娘と会った二路は、妻に対する思いを正直に語ります。
一方の一路は、ムラタをレンタルおやじに指名し、居酒屋でサシのみを決め込み、老いを迎える苦しみを愚痴ります。

▼11話のネタバレはこちら▼

コタキ兄弟と四苦八苦11話動画視聴とあらすじネタバレ【ドラマ】

感想

浮気三昧を繰り返していた自分たちの父親が、身元不明として介護施設に入居し、その事実を兄だけが知って5年もの間弟に話せなかったのは、兄の優しさと弟への愛情にも思えました。その一方で、自分勝手な人生を送り、都合の悪い過去を忘れてボケた父親の姿をみた弟は、恨みをぶつけることもできない悔しさと父親に対する愛情のようなものが無い混ぜになっているようでした。また、滝藤さんの目に浮かぶ涙が、悲しさと虚しさ、あるいは切なくも感じられました。
そんな切ない父親との面会を終えた二路が、別居する家族と会って感情がこみ上げ、妻に話す姿も切なさが滲んでいました。
憎しみを抱く親に対しても、中年となった兄弟の親に対する思いが、何とも言えませんでした。

 

 

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